広島県教育委員会(下崎邦明教育長)がアクティブラーニングを促す授業方法としてICEモデルを高く評価している。主体的な学びを促す授業設計にICEモデルはポータブルに取組めることが使いやすいという考えを聞かせて頂いた。
この程ICEモデルを全校の基準として実施している広島県立安芸高校を訪問してその取り組みの深さに驚愕した。リーダーは柞磨(たるま)昭孝校長である。同校はアクティブラーニングを実施する準備としての「アクティブプラン」を作成している。授業設計の基本形としてあらゆる学科にどういう形態の授業がアクティブラーニングに最適かも実証しつつ創造している。大学でもまだ出来ていない取り組みである。
アクティブラーニングはグループ学習ではありません。一斉授業の形式でもアクティブラーングはできます。アクティブラーニングに大切なことは次の3つです。
1 自分自身で問いを立てられるようになること
2 自己内対話を主体的に行うようになること
3 学びを振り返り、学びを内面化できるようになること
そして柞磨校長は言います。「アクティブラーニングを行うにあたって、最初は勇気の問題です。」
研究員
花岡隆一
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