主体的学び研究所

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年末年始のお知らせ(2020年12月25日)

皆さま、今年もあと少しとなりましたね。

いかがお過ごしでしょうか。

 

弊研究所の仕事納めは本日25日となりました。

新年は、1月4日からです。

 

どうぞ健康に、安全に良き年をお迎えください。

来る年がわくわくと希望に満ちた年となりますように。

 

主体的学び研究所一同

教育分野におけるクアルコムの活動

サンディエゴのクアルコム本社を訪ねる。サンディエゴは40年ぶりである。天候は少し不順であったが、クアルコム本社と研究所を訪問できたのはとてもラッキーであった。

教育分野で活動しているチームと面談する。現在Wireless Reachのプログラムを45件、27万人を対象に進めている。主には12Kであるが大学もある。その中でKentacky大学との共同プロジェクトとして「STEM Mobile Learning」というキャンパス空間を超えた学生同士の学び合いや教師との学びの仕組みづくりが面白い。Corey E.Bakerという教師が中心になっている。広義のSupplemental Instructionとも言える。

「Thinkabit Lab」は、サンディエゴで1万4千人、その他全米地域で2万2千人が参加してNext Generation of STEM innovatoryというプログラムである。これはSTEM Gapsを埋めていくねらいがある。
さらに「FIRST」というプロジェクトもある。18万人(25カ国)が参加している。Segwayを開発したDean L Kamenがはじめた。2010年にはRobotics RB3 Platformをつくり、Qualcomm Foundationも作った。
このように世界規模での教育実験をしており、GoogleやAppleとは違う教育分野でのクアルコムの取り組みには今後も注目していきたい。
研究員
花岡隆一

年末年始のお知らせ

弊所は2018年12月28日(金)より2019年1月3日(木)まで休業いたします。
1月4日(金)から平常通りとなります。

研究所の活動へのご協力やご支援を賜り、ありがとうございました。皆さまとの交流を通して、一つひとつ学びながら一年を過ごすことができました。皆さまにはこころより感謝申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
研究員一同

2018.11.17(土) 『主体的学び』に執筆の先生方がイベントに登壇

松本美奈さんからとても魅力的なイベントの情報をいただきました。高大接続、未来の学びに関する研究は、弊研究所もずっと関心を寄せていたトピックです。

  松本美奈さん(読売新聞)、飯塚秀彦先生(群馬県立大間々高校)、倉部史記さん(主体的学び研究所フェロー)の方々が、未来の学び、進路選択を考えるフォーラムに登壇されます。(←ポスターをクリックすると拡大されます)
このフォーラムは、親子でも参加できるそうです。大学、高校、保護者、高校   生、それぞれの立場から未来をみつめるいい機会になりそうですね。

 

 

(※弊研究所は、イベントとは直接関係ございません。)

 

3人の先生方には、弊所刊行の各号でご執筆いただきました。各号での執筆は数年前のものですが、重要な示唆をいただいています。読者の方もこれまでの学びを振返りつつ、未来の学びを考えてみてはいかがでしょうか。

☆★☆『主体的学び』でのご執筆の情報☆★☆

松本美奈さん
「質問力を鍛える―「新聞でハテナソン」のすすめ」『主体的学び 5号 アクティブラーニングを大学から社会へ』

飯塚秀彦先生
「高大接続からみた、キャリア教育、進路指導の問題点」(伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校/執筆時)
『主体的学び 別冊 高大接続改革』

倉部史記さん
「高大接続改革の今後と課題」『主体的学び 別冊 高大接続改革』
「高大接続の現場より―高大それぞれが抱えている課題」『主体的学び 2号 反転授業がすべてを解決するのか』

学習スペースと主体的学びについて

カナダのMcGill大学への訪問についてはこの欄で書いた。この度、McGill大学他の先生方との交流からLSRS(Learning Space Rating System)の翻訳(ver1.2)を行った大阪大学の浦田悠先生(全学教育推進機構)にお会いして、研究内容をお聞きした。豊中キャンパスの理工系学部の奥に全学教育推進機構の建物がある。浦田先生の専門は心理学である。Educauseでの交流などからLSRSに出会って興味を持たれた。いち早く日本語に翻訳されたのは先見の明がある。現在は一人で研究されている。そもそもLSRSは学生のエンゲージメントを促すための学習環境について、そのソフトとハードの両面から考えるというものであり、経営トップから現場、あらゆるステークホルダーの考え方を一致させることから始まる。McGill大学でもこの理念の一致に至るまで3年間を要した。

浦田先生はLSRSを構成する要素の一つひとつについてその意味付けを分析することから始めている。これは学習への直接的関与を超えて環境と人間の関係という一段高い視点での洞察が必要になるため地道な研究であるが、重要なプロセスであり、これがないと、感性でこういうものはよいはずであるというフォーマットができてしまう。

最近はビジネスでDesign Thinkingという考え方がよく使われているが教育においてもDesgin Thinkingが導入されるようになっている。逆コースデザインや探求学修などが例。学習スペースの問題は、本来のデザインが活用されるところであり、もっと研究される必要を感じている。浦田先生の研究成果が楽しみである。

 

研究員

花岡隆一