コーチング研究所の番匠武蔵氏が10月にコロンビア大学で「システミック•コーチング」について発表した。 http://crillp.com/
基調講演は同大学のW.Warner Burke博士が「Learning Agility」について行った。「学習の俊敏さ」の要素は6つあり、Feedback Seeking/Performance Risk Taking/Collaborating/Experimenting/Flexibility/Speedであると言う。
私たちはこれまで主体的学びを促すアクティブ•ラーンニングについて考えてきたが、その中でブリガム•ヤング大学が提唱している「Community Engagement」(大学と社会の連携を意識したStudent Engagementであり、私たちは「大社連携」と命名している)を取り上げてきたが、Learning Agilityは変化が激しい社会への対応という意味を含んでおり、ここでつながった。
もうひとつの講演はCase Western Reserve大学のEllen B.Van Oosten博士で、会話と脳の活動という深い学びと浅い学びに関連するテーマで脳科学と結びついたコーチング研究であり。
今月発行予定の「主体的学び」ジャーナルで東大船守美穂先生(「反転授業へのアンチテーゼ」)は、知と向き合う空間と時間について説明している。この時の脳のメカニズムについて調べるのも興味深いと思う。
研究員 花岡隆一
コメントを残す