主体的学び研究所

佐々木秀美先生(広島文化学園大学 副学長 教育学博士)のナイチンゲール論

佐々木秀美先生(広島文化学園大学 副学長 教育学博士)のナイチンゲール論

佐々木秀美先生がナイチンゲールについて語るときはとても熱い。クリミアの天使だけではなく生涯教育者であったことを忘れてはいけない。広島文化学園大学の理念は「究理実践」「対話の教育」「学習者中心の教育」により「人間力」「専門力」「「就職力」を培い、真に社会に貢献できる人材の育成を図っていくこととしている。佐々木先生は、ナイチンゲールが説いた「理論と実践の一致」が、今まさに「アクティブ•ラーニング」と呼んでいるそのものであると言われる。ナイチンゲールが最初にやったことは陸軍改革、背景には国家の在り方への思いがあったとのこと。その考え方は今日の医療問題で大きなテーマである在宅医療にも繋がっていく。増大する在宅医療では緩和ケアーなど家族への負担の重みと国の医療への在り方に先生は提言をされている。

 

研究員 花岡隆一

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