主体的学び研究所

本田圭佑の「自問自答」と学びのリフレクション(省察)

本田圭佑の「自問自答」と学びのリフレクション(省察)

今日のサッカー国際試合で日本はニュージーランドに4:2で勝利した。本田圭佑が試合後のインタビューで「もっと厳しくなければいけない」といつもの口調で話す。さすがは本田だと思う。東京学芸大学の森本先生から聞いた話ですが、本田圭佑の試合後のインタビューがまさに学びのリフレクションであると。リフレクションは感情や感官での思いではなく、「学びのプロセス」を省察してはじめて意味がでてくると森本先生はポートフォリオの記述についてもご説明されます。つまり深い学びに繋がるリフレクションであるか。日本で超一流のプロゴルファーの青木功は一度プレイをしたゴルフ場はすべてのホールを覚えているという話を聞いた。長嶋茂雄は天性の感を持っているというが実は投手の球種を覚えているという話も聞く。本田は90分の試合を、主体的に動くからこそ、そのプロセスを記憶できていて全体を振り返っているのかもしれないと思った!

さてこの話を広島文化学園大学の佐々木秀美先生(副学長、教育学博士、看護学)に話したところ、自分へのリフレクションとは別に他人評価のリフレクションもある。自分には厳しくできるが他人やチームを省察する時にどうであるか、と言われて新たな気づきを頂いた。佐々木先生は、今まさに「学習者中心」の学びの環境つくりに挑戦されている。佐々木先生の挑戦についてはまた別にご紹介したいと思います。

 

研究員 花岡隆一

 

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