主体的学び研究所

「自分たちはどうふるまうのか」学びの原則!

「自分たちはどうふるまうのか」学びの原則!

「3.11本当は何が起こったか:巨大津波と福島原発」

—科学の最前線を教材にした曉星国際学園「ヨハネ研究の森のコース」の教育実践−(丸山茂徳 監修、東信堂)

 

本当の科学者が、自ら学ぼうとする子どもたちと一緒に全力で授業を作り上げていく物語である。学ぶことの素晴らしさ、人間が脳を持っていることの意味が知らされる。丸山先生は科学者として全身で子どもたちにエネルギーをぶつける。子どもたちは、全身で質問をする。社会の在り方、科学的な探求のプロセス、知の体系化のプロセス、問題の抽出の方法論、哲学的思考を、中学生、高校生が質問していく。丸山先生はそれに真剣に答えていく。すさまじい授業である。

どうしてこんな教育現場が生まれるのか。出版者の東信堂の下田勝司社長も熱い。木更津にある「ヨハネ研究の森のコース」を訪ねたいと思う。(花岡)

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