米国東海岸名門大学の医学教育を視察して、アクティブラーニングへの取組みに関する日本の医学教育との違いを考えてきた。訪問先は、Harvard Chan School (大学院)& Harvard Medical School、NYU Dentistry & NYU Nursing、University of Pennsylvania(Penn Medical)の5個所である。
米国の医学教育で特徴的なことは次の通りである。
第一に、教育・臨床・研究三位一体の「医学教育プラットホーム」の統合化を徹底的に促進している。データの共有化・活用を積極的に行っている。
第二に、医学部の授業形態は、TBL、テュートリアル、カンフェランス、シュミレーション、レクチャー等多様であるが、アクティブラーニングはどんな授業にも必須のこととして推進されている。
第三に、Student Engagementは米国の殆どの大学で重要な戦略となっているため、学習環境の整備は徹底している。即ち、アクティブラーニングクラスルームがない大学は考えられないという。
詳しくは別途視察レポートを書くつもりである。
花岡隆一
研究員
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