恒例のNEWVERY主催による大学教職員セミナーに参加する。2020年、2030年と入学者が減少する中で、大学が生き残るためには本気の改革が必要であるという強いメッセージが発信された。それを実現できるのは現場の教職員であり経営者ではない。現場の教職員が今こそ大きな第一歩を踏みだすときという。
入試改革、カリキュラム体系改革(通年制やセミスター制)、アクティブ•ラーニングの加速、ICTの導入、中退防止策、高大接続など改革の視点は様々であるが、その実行に心があるか=学生に寄り添ったものであるかどうか、が問われる。時に大学生き残りということが目的になって、大学の存在意義を忘れていることがある。
もう一度現場の教職員が何故自分は大学で働くのか? を自問自答してそれぞれの改革の道を歩む必要がある。清々しいセミナーである。
研究員 花岡隆一
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